危険の予防・コントロール出会い系は一概に危険と評価されますが、危険性の多くは使い方や意識次第でコントロール/回避できます。適切なタイプの出会い系サイトに登録し、正確な知識や情報を元に適切な使い方をすれば、被害に遭うことはほとんどなく、安全に出逢えるというのが本当のところです。


出会い系は危険という一般的な評価

世間一般的には、出会い系は完全なる“害悪”であり、危険性に満ちた存在であると認識されていると言っていいでしょう。それは、これまで出会い系が児童(18歳未満の未成年者)買春の温床となってきたことや、その他犯罪につがなる行為を仲介する役割を期せずして果たしてきたという負の歴史によるところが大きいです。

また、あるいは時には出会い系サイトそのものがサクラ詐欺をはじめとした犯罪を過分に繰り返し、数多くの被害や経済的な損害を発生させてきたという事実もあります。これらの問題点は、出会い系全体を眺めたときに、決してごく一部の事例というわけではありません。残念ながら、こうした社会や人々に有形無形の悪影響を及ぼしてきた側面こそが、出会い系の本質と言っても過言ではないほどに様々なトラブルや事件の温床となってきました。

一概に危険と決めつけることはできない

しかし、一人の利用者としての視点から出会い系を捉えると、“完全なる悪であり危険である”という評価や見方は必ずしも当てはまるとは限りません。もちろん、一般論として出会い系には先に挙げたような問題点や危険性があることはたしかですが、利用者個々人の視点から捉えると、それらの危険性は正しい知識や情報を元に適切な使い方をすることで避けることができる可能性が高いものであることもまた事実なのです。

実際、出会い系で何度も出会えた体験をしている人の中には、危険性があることは十分に理解した上で、様々な情報を元に賢く使うことでトラブルを避け、成功体験を繰り返している人も多いです。

そうした状況も踏まえて改めて評価をしようとすると、単に出会い系が危険だから利用価値がまったくないと断ずるのはいささか稚拙であるとも言えなくありません。多くの登録者に被害をもたらしかねない危険性が存在している一方で、それらを巧みに避けて出会い系の良い側面だけを上手に活用している人がいるという状況から判断するに、まず大切なのは何が危険なのかについて理解を深めることと言えます。

危険性が高いと評価できるケース、パターン

出会い系サイトに登録し利用することで生じる危険は、いくつかのパターンやケースに分類することができます。その中でも登録者が最低限知っておかなければいけないのは、主に以下の3つです。

  1. 無料サイトへの登録、利用
    1. 無料出会いアプリの危険性
  2. サクラ(メールレディ)、CBによる釣り
  3. 援デリによる誘い

無料サイトへの登録、利用

まず、サイトに登録し、使い始める前に知っておかなければならないことは、無料出会い系には絶対に登録してはいけないということです。何のサービスにも共通することですが、無料で利用できることに越したことはありません。出会い系についてもそれは当てはまると考え、率先して無料サイトを登録先として選択する人が非常に多いですが、それは大きな誤りです。

無料サイトは、サクラ詐欺出会い系に誘導するための窓口として機能しているのが実態であり、無料サイトが安全であるという認識のまま登録してしまうと、非常に高い確率で最終的にはサクラ詐欺被害に遭うことになります。

安全でポイント制がない無料出会い系サイトは存在しないということをまず理解しておきましょう。

無料出会いアプリの危険性

また、近年ではスマホ利用者が増えたことに伴い、従来型の出会い系サイトではなく、出会いアプリを利用する人も非常に多くなってきています。アプリ経由で出会い系を利用する人たちと、サイトに直接登録する人たちとは年齢や嗜好などあらゆる面で違いがあるようで、サクラ詐欺の悪徳業者にとっては、サイトに代わる新たな集客手段として、アプリマーケットが格好のターゲットと化している問題も生じています。

iPhoneのApp Storeにおいては、数多くの出会いアプリがダウンロード数上位にランキングしていますが、その中には優良出会い系のアプリもあれば、サクラ詐欺業者の無料出会いアプリも紛れ込んでいることが確認できます。アプリ市場は急速に拡大を遂げていますので、今後はそれらの無料出会いアプリを介してのサクラ被害も増加することが懸念されます。

サクラ(メールレディ)、CBによる釣り

利用価値がある出会い系とは、おすすめ出会い系ランキングで比較しているような前払い有料制のポイント制サイトか定額制のサイトということになりますが、それらのサイトに登録すれば安全性が確保できるというわけでもないところが、出会い系のややこしいところです。

それらの出会い系サイトは、他のどこをどう見てもいい風に評価しようのない他のサイトに比べれば、比較的優良であるものの、安全性には問題点が少なくないというのも事実です。

その代表的なものとして挙げられるのが、悪質な女性登録者の存在です。中でも、サクラと称されるメールレディ(外部・内部を問わず)や、キャッシュバッカー(CB)による騙し・釣りによってポイントを無駄に消費させられてしまう危険性は現在の出会い系においては非常に高いと言わざるを得ません。

つまり、女性にメールを送信する際には、メールを送っても安全なタイプの女性なのかについて様々な観点から評価・検討するとともに、万が一騙された際にも被害を最小限に食い止めるために対策法について理解を深めておくことが求められます。

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援デリによる誘い

現在の出会える系の出会い系における最大の問題が、援デリによるサイトの悪用です。援デリとは、援助交際を装って男性登録者を誘い待ち合わせの約束を取り付けようと客引きを行う違法売春業者のことを指します。現在の出逢える系のサイトには、どのサイトにも“援デリ”が非常に多く登録しており、日夜男性登録者を誘い出そうと客引き行為に及んでいるという状況が存在しているのです。

問題は、それだけではありません。残念なことに、出会い系の男性登録者の一部には、援デリの存在を知っているにも関わらず、自ら手軽な風俗感覚で客引きに安易に応じてしまっている人も少なくないのです。さらに、本来はそういった業者の存在や男性登録者とのメールの交換を厳しく取り締まるべきサイト運営者も、業者相手に男性がメールを送信することによってもたらされる収入の前に取り締まりに及び腰となってしまっている点も大きな問題です。

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サイトの選び方や使い方次第で危険性はコントロール可能

しかし、これらのリスク・危険性については、先にも解説した通り、事前にこうした問題点があることを理解しておけば避けることは十分可能なことばかりです。安易に出会い系に登録するのではなく、確かな情報を元に、メリットとデメリット、そして危険性と安全性について事前に理解を深めておくことができれば、被害につながる危険性の大半は比較的容易に避けることができます。つまり、出会い系の登録や利用に関する危険性は、その大半がサイトの選び方や使い方を工夫することでコントロールできるというのが本当のところなのです。

最も危険な行為は、何も知らずに当てずっぽうにサイトに登録し、出会い探しを始めてしまうということです。そうした安直な行為に及んでしまうと、世間一般的に広く持たれている“危険なイメージ”に限りなく近い現実に直面することになりますが、そうしない限り、事前の情報収集を怠らず、賢明な選択ができれば安全性を確保して出会えるというのが出会い系についての正しい理解です。