返金出会い系サイト詐欺被害の返金手続きを弁護士などに依頼する前に読むべき注意点をまとめて解説しています。出会い系詐欺の返金については、時に返金額よりも弁護士への報酬額が上回るケースなどもあるので手続きを進める前に返金額と代理手数料について十分検討する必要があります。


増加する出会い系詐欺被害の返金事例

現在、出会い系のユーザーの間では、サクラ詐欺被害など出会い系の詐欺被害により悪徳業者によって不正に支払わされた利用料金を弁護士などの仲介を元に返金させるという動きが非常に顕著となっています。

出会い系詐欺被害の返金は可能

出会い系被害による回復については難しい面があるのは事実ですが、サクラ出会い系による被害者が増加していることや悪徳業者の摘発が進んでいることなどによって、出会い系詐欺被害によって不正に支払わされた利用料金については、泣き寝入りするしかなかった過去とは異なり、返金してもらいやすくなってきたというのがここ最近の状況です。

その背景には、危険性やリスクがないという判断の元、無料出会い系に登録したことをきっかけとして系列の詐欺サイトに誘導登録・同時登録させられサクラ詐欺被害に遭う人が増加していることも大きく影響しているものと考えられます。

自力ではなく必ず専門家に依頼する

ただし、被害者が直接サイト側に返金を申し出てもまともに取り合ってくれることはほとんどありません。返金手続きを進めるには、必ず弁護士などの法的な専門家に依頼するということが大切です。

また、大規模な詐欺犯罪などについては警察の協力も欠かせません。場合によっては、警察に被害届を提出・受理してもらった上で、出会い系事件として捜査を行ってもらう必要もあります。

返金にかかる手数料と返金可能額との差額に注意

ですが、弁護士を法的な代理人として立てて返金させることにも悩ましい問題があります。

弁護士を間に立てて手続きをする場合には、手続きを行ってもらうための弁護士報酬が必要となることがあるためです。実は、ここ最近出会い系詐欺被害の返金に弁護士がこぞって手を挙げるようになった理由には、悪徳業者に返金させることによって被害者から得られる手数料収入にビジネス面での魅力を感じて積極的に乗り出しているという背景事情があります。

もちろん、良心的に無料や格安の相談料だけで返金手続きを代理で行ってくれる弁護士もいますが、経済的に得られるメリットを重視して手続きを代行する弁護士が多いというのも確かです。

出会い系詐欺被害による被害額はケース・バイ・ケースなので被害額の大小には個人差がありますが、被害額が少額である場合は、返金によって戻ってくる額と弁護士へと支払う相談料・報酬額が同等かそれ以上になる場合も十分考えられるというわけです。そのような場合には、安易に返金手続きを依頼したとしても、実際に手元に戻ってくる額がごくわずか、あるいはほとんどないということになってしまいます。

出会い系詐欺被害による返金の難しさは、悪徳業者から返金させることができるか否かではなく、まさにこういった点にあるといっても過言ではありません。

返金してもらえる額と弁護士などに支払う報酬額との差を事前にきちんと下調べした上で実際に手続きを進めるかどうかを検討する必要があるということです。