TwitterやYouTubeなどにも悪質出会い系サイトの広告が潜んでいる

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当サイトでも最近Twitterの公式アカウントを開設し情報配信を始めましたが、出会い系ユーザーのみなさんも通常のweb検索以外にTwitterなどのソーシャルメディア[1]を活用して情報を収集し出会い系サイトを利用することがあることかと思います。

しかし、Twitter上に溢れる出会い系情報の中には悪質出会い系への誘導を目的としたものが少なからず含まれているので、そこで提供される情報の取り扱いについては注意が必要です。同様に、YouTubeにおいて配信される動画にも悪質サイトへの誘導を目的としたリンクが設置されている場合があるので気をつけなければいけません。

そうした、Twitter(ツイッター)やYouTubeなどのソーシャルメディアで配信される情報を正しく評価し利用するための注意点、ポイントなどをまとめてみました。


情報配信が誰でも手軽にできるTwitterの問題点

10年前はweb上での情報配信には知識や技術が必要で誰もが簡単にできるわけではありませんでしたが、ブログやTwitter(ツイッター)などのツールの登場でその敷居は随分と低くなりました。現在では、インターネットユーザーの誰もがメディアとして情報を配信する側に立つことが容易となっています。

それは、インターネット上の情報が充実するというメリットを生み出した反面、確度の低い情報でも簡単にネット上に配信することができるようになってしまったという負の側面も同時に生み出すことになったわけです。

特に、Twitter(ツイッター)は使い方がとても簡単で複雑な操作などは必要ないので悪意を持って誤った情報を流そうと思えばいくらでもできてしまうという面があります。

悪質出会い系への誘導方法には、これまでスパムメールなどが主に用いられてきましたが、それらの情報は信用できないと考えるユーザーが増えてきました。それに対し、まだまだ歴史の浅いTwitter(ツイッター)に関してはそこで配信される情報への警戒心が低いのが現状で、つい信頼性が高いと多くの人が考えてしまいがちです。

悪意を持って情報を配信しているとしても、アイコンの画像に一般女性の写メを使用したり、ツイートを素人風にすることで簡単に信頼性を高く見せることが可能となる部分もあるので、スパムメール配信などの他の方法に比べてユーザーを騙して悪質な出会い系への誘導することが比較的容易というわけです。

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信頼度が高いと評価してしまいがちなYouTubeで配信される情報

同様に、YouTubeで配信される情報関しても利用者が信用しやすいという面があります。それは、視覚や聴覚に直接的に訴えかける『動画』の力による部分が大きいわけですが、この手口が巧妙なのは悪徳サイトへの誘導が、動画から直接行われているわけではないという点です。

動画で真っ当な内容で正確な情報を配信する一方で、プロフィールやコメントの部分でさりげなく悪徳出会い系サイトの広告ページにリンクを設置しユーザーを誘導するという手口です。

ユーザーへの訴求力の強い『動画』を効果的に用いてユーザーの信頼を獲得した上で悪質出会い系の広告ページへと誘導することで、ユーザーはそこに掲載されているサイトが安全で信頼できるものであると考えやすくなるというわけです。

動画はテキストによる文字情報に比べ、目にする人へのインパクトが非常に強いので信頼を得やすい面があります。特にもっともな内容であれば尚更ユーザーから信頼を得ることが簡単にできてしまうのでその効果はかなり大きなものとなります。この手口はそれを巧みに利用しているという点で非常に悪質性が高いということが言えるでしょう。と、同時にユーザーにとっては危険性が非常に高いとも言えるものです。

ソーシャルメディアで配信される情報を正しく評価するポイント

こうしたソーシャルメディアを利用して配信される情報の正確性を正しく評価・判断するためには、利用する側が情報リテラシーを高める必要があるわけですが、そのためにも様々な角度から情報の確かさを検討するという姿勢が必要です。

たとえば、Twitter上の情報の確かさを検証するためには、その人が運営しているwebサイトやブログがないかどうかをまず調べましょう。webサイトを運営している人であればプロフィールにそのリンクが設置しているはずです。そこからサイトを閲覧してどういった内容かを見ることが重要です。広告だらけの内容ではないか、過激な文章ばかりで偏った情報ではないかなどの視点から検討すると正しく情報を評価することができるでしょう。

もし、Twitterでしか情報配信を行っていないということであれば、その情報の取扱いには慎重さが求められます。

Twitterに比べてwebサイトを構築し情報を配信するのは決して簡単ではありません。はるかに多くの労力や時間、知識や技術が求められます。そうした簡単ではない作業をして正確な情報配信に努めようとしているかどうかという姿勢が、責任を持って情報提供する姿勢の有無を示すポイントになるためです。

また、提供されている情報を元に検索してみるというのも情報を正しく評価するためのいい方法です。検索して反対の意見や見解がないかなどについて調べることでその情報の価値を正確に見定めることができ、利用できる有益なものかどうかを判断しやすくなります。

このように、ソーシャルメディア上の情報については無分別に受け入れるのではなく、疑いの目を持って評価する姿勢が何よりも大切です。

脚注

  1. IT用語辞典「ソーシャルメディア」より引用

    インターネット上で展開される情報メディアのあり方で、個人による情報発信や個人間のコミュニケーション、人の結びつきを利用した情報流通などといった社会的な要素を含んだメディアのこと。

    利用者の発信した情報や利用者間のつながりによってコンテンツを作り出す要素を持ったWebサイトやネットサービスなどを総称する用語で、古くは電子掲示板(BBS)やブログから、最近ではWikiやSNS、ミニブログ、ソーシャルブックマーク、ポッドキャスティング、動画共有サイト、動画配信サービス、ショッピングサイトの購入者評価欄などが含まれる。

    従来のマスメディアは情報の発信に巨大な設備や組織、あるいは巨額の資金が必要だったため、情報の送り手の地位は少数の特権的な職業人によって占められていたが、ソーシャルメディアではメディアの閲覧者が同時に発信者としての資格を持ち、他の利用者に自身の責任で自由に情報を発信することができる。