アシュレイ・マディソン既婚者の不倫相手募集のための出会い系SNS『アシュレイ・マディソン』の安全性について解説しています。アシュレイ・マディソンには普通の既婚者女性もいるものの、サクラと疑われる女性や援デリ(風俗)業者と思われる会員が非常に多く出会いづらいという問題があります。


アシュレイ・マディソンとは?

アシュレイ・マディソンはアメリカで誕生した出会い系SNSです。利用者を既婚者に限定し『人生一度。不倫をしましょう。』とのコンセプトの元、世界27カ国で1,900万人を超える既婚者に利用するまでに成長しています。出会い系の中でも既婚者の不倫相手募集に利用目的を限定したサイトとしては、飛びぬけて会員数が多いサイトと言えます。会員のほとんどが既婚者なので自分の婚姻状況を隠したり、言い訳を考えたりする必要なく、同じ境遇で同じものを求めている者同士、話が早い出会いができるのがひとつの売りとなっています。米タイム誌やTV番組でも特集が組まれるなど出会い系サイトとしては、異例とも言える数多くのメディア露出によって会員数を増やし続けています。日本国内向けのサイトは2013年に開設され、各ニュースメディアに取り上げられたことや、そもそも日本の出会い系利用者には既婚者や中高年者が多い傾向もあったため、瞬く間に数多くの会員を抱えるまでに急成長しました。

日本の出会い系と違い高い料金設定

海外では大成功を収めていると言っても過言ではないアシュレイ・マディソンですが、日本においては利用者から高く評価されているとは必ずしも言えません。

アシュレイ・マディソンには、既存の日本の出会える系のサイトとは異なり、利用料金が高くなりやすいというデメリットがあります。変則的な料金設定になっており、登録は無料でできますが、利用するためには最低でも7,900円分のクレジットを購入する必要があるので、日本のサイトと比較すると非常に高額な料金が必要となります。また、メールの送受信についても1人につき1,000円かかるシステムになっており、受信メールを開くのにも料金が必要となります。さらに、退会にあたってもチャージが必要になるという料金プランは、日本の格安料金の出会い系に慣れた人にとっては手が出しづらいものとなっているのです。

サクラや援デリ業者と思われる女性が多い問題

問題は料金面だけに限りません。肝心の女性利用者についても、多くの問題があると評価せざるを得ないのです。日本でも、出会える系のサイトには援デリ(風俗業者)が多いという問題がありますが、アシュレイ・マディソンの場合は、それ以上に援デリ業者に悪用されているのが実態です。これは、登録会員についてプロフィールをチェックする作業を行っていないことに由来する問題で、事実上悪用し放題となっているため、ただでさえ多い援デリ業者が野放しになっているのです。アシュレイ・マディソンに登録していると、定期的に新たに登録した女性に関するお知らせメールが届きますが、それを見ていてもどう考えても援デリ業者としか思えない女性が非常に多いです。

また、メールの送受信が1・2回でパタリと途切れる女性も多く、サクラがいると疑わざるを得ない状況となっています。ポイントが残り少なくなってくると不思議と新規の女性からのメールが送られてくるケースが多いことからも、サクラがいる可能性が高いと考えられます。

使い勝手の面でも日本の出会い系の方が優れている

料金設定や悪質な女性利用者の存在という問題に加えて、厳しく評価せざるを得ないのは、使い勝手が日本の出会い系に比べて著しく悪いという点にあります。日本のそれとはまったく違う仕様となっており、たとえば『ウィンク』と『受信メール』の区別ができず、『ウィンク』を開封したとしても料金が発生するなど、快適に利用できる仕様とはなっていません。

クレジット決済を利用すると、自動継続によって知らぬ間に決済がされ続ける点も注意したい点です。このことを知らずに意図せずして、結果的に継続利用させられてしまっている状況に陥る利用者が実際に数多くいるようです。また、こちらが料金を負担しなければならない『コレクト・メッセージ』が送られてくることも多く、何かと課金されることが多い点も使いづらさの要因となっています。

唯一評価できる点は、プロフィールについては課金せずとも無料で見放題であるという点です。なので、登録後じっくりと女性のプロフィールを見定めて、会えそうな人が見つかった場合にだけ課金するようにするなどの使い方ができる点は高く評価しても差し支えないでしょう。

マーケティングによって評判が演出されている可能性が高い

これらの数多くの問題があるにも関わらず、アシュレイ・マディソンの評判が世間的には決して悪いとは言えない(不倫を推奨していることを除外して)ものとなっているのには、ある理由が考えられます。それは各種メディアをフルに活用した大々的なマーケティングやキャンペーンを実施していることです。

アシュレイ・マディソンは、最高経営責任者(CEO)であるノエル・バイダーマン氏自らが雑誌やwebメディアに積極的に露出し、インタビューに応じ認知度を高める活動に取り組んでいることをはじめ、宣伝広告として特集記事を組んでもらったり、TV番組において間接的なPR活動を行うなど、入念なマーケティング活動が実施されているのです。

世間の評判は、取り上げるメディアが有名であればあるほど、内容はともかく認知度とともに高まりやすいという傾向があります。アシュレイ・マディソンがその効果を狙っているかは定かではありませんが、そうした積極的なメディアへの露出が、実態を伴わない評判を高めることにつながっていることは間違いありません。

僕ら出会い系のユーザーは、知名度が高いサイトであるほど優良で安全であると信用してしまいやすい面があります。その点においては、アシュレイ・マディソンは不倫サイトとして喧々諤々の議論を巻き起こしたこともあって、出会い系の中では知名度が抜群に高く、また、経営者が積極的に表に出ていることからも無条件に信用してしまいがちです。しかし、実際にはこのように問題も少なくないということを踏まえて、利用するかどうかは慎重かつ冷静な判断をしなければいけません。

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