やってはいけないことLINEのID交換を装って外部のサクラ出会い系に誘導する悪質な業者が急増しています。ハッピーメールで実際に体験したこと、誘導目的のアドレス回収業者から送信されてきた“釣りメール”を具体例に騙されないための対策について解説します。


LINEのID交換を装った業者とは!?

LINEのID交換を装った業者とは、出会える系のサイトに女性としてなりすまし登録をして、外部(自らが運営する)のサクラ出会い系へと誘導する業者、または直接的に男性登録者からメールアドレスを聞き出して、それをサクラ出会い系のスパムメールの送信先として悪用することを狙いとした悪質業者のことです。

このブログではこれまでにも、一般女性になりすましたサクラ出会い系業者のメールの手口として、連絡先(アドレス)交換を持ちかけてくる女性の存在などを紹介してきましたが、この手法もアドレス回収業者がよく用いる手口です。最近ではメアドを聞き出そうとするよりもLINEのID交換を装う手口を用いるケースの方が増えています。

似たような悪質業者としては、LINEやカカオのID交換を持ちかけてくる女性の存在が挙げられますが、この手口よりもファーストメールからいきなりIDを知らせてくるという点から、より直接的で出会えると勘違いした男性が釣られてしまうことにより被害に遭いやすい、危険性の高い手口と言えます。

ハッピーメールでの体験談、受信したメールの内容

今回の僕のハッピーメールでの体験(受信したメール)は以下のような内容でした。

秘密のパートナー募集です(((o(*゜▽゜*)o))) L1NEの方が気付きやすいのでL1NEにお願いします! IDは yui@98@70 です!@は取ってください! 私の写真はL1NEに載せてます(*^^*)気軽に連絡ください(・ω・)ノ

このように、今や利用していないスマホユーザーがほとんどいないと言っても過言ではないほどに普及した、LINEのIDを教えるような内容のメールとなっています。また、赤文字で強調した部分にも注目です。ご丁寧に、LINEの“I”を数字の『1』に置き換えています。これは、自動フィルタリングによりハッピーメールの管理者にすぐさま存在がバレないようにするための巧妙なテクニックです。

その後の経過ですが、案の定このメールを受信した数日後にメールBOXにアクセスしてみるとアカウント停止措置となっていました。その数日後にも似たようなメールが送られてきましたが、そちらの“女性”についても以下の画像の通り漏れなくアカウント停止となっていることが確認できました。

LINEのID交換を偽装する業者からのメールが届いた受信ボックス

LINEのID交換を偽装する業者からのメールが届いた受信ボックス


【2015年5月6日 追記】

この記事を投稿した翌日にまたもや同様の体験をしましたので読者の皆さんとシェアします。

まずは受信したメール内容から。

お茶かお酒の約束前提でお話したいんですが、直接やり取りしませんか?
私のLΝΕは nadban ですよ♪

今回は、LINEの“I”を『!』に置き換えてますね。

そして、以下の画像がアカウント停止となった旨を告知するメール受信BOXの案内画面です。

LINEのIDを使った誘導業者からのメールが届いた受信BOX

LINEのIDを使った誘導業者からのメールが届いた受信BOX

利用停止になったことの案内

利用停止になったことの案内

ご覧の通り、パターンとしては最初にこのブログで紹介したケースとほぼ同じです。今回もGW中に暇ができたタイミングでハッピーメールにログインした直後にメールを受信しました。やはり、この種の業者によるサイトの悪用が最近は増えていると実感させられる体験でした。

出会い系利用者の皆さん、くれぐれもこういった悪徳業者に釣られないよう注意しましょう!

他の出会い系でもアドレス回収業者が急増している

今回は、立て続けにハッピーメールで同じ手口を使う業者からのメールを受信しましたが、これは何もハッピーメールに限ったことではありません。ここ2・3ヶ月の間に、JメールメルパラYYC(ワイワイシー)においても同じような目に遭いました。元々、これらの出会い系にはサクラ出会い系の業者と思われる悪質な女性会員が数多いという問題がありましたが、それでもここのところの増加傾向は際立っています。

もちろん、きちんと増減を計測したわけではないので統計的な信頼性の高い数値として表わすことは難しいですが、ワクワクメールなど比較的優良と評価されることの多い出会い系でもアドレス回収業者に遭遇するケースが増えていることから、少なくとも出会える系の出会い系全般に当てはまる傾向と言えるでしょう。

LINEのID交換を装う手口が増えている理由とは?

LINEのID交換を装う手口が増えている理由として考えられるのは、サクラ出会い系の業者の誘導手口のトレンドが変化してきている、ということです。ずっと以前からそうですが、出会える系の出会い系を悪用してサクラサイトへと誘導する手口は時代とともに変化しています。一時的に手口が蔓延しても被害者側の一般の男性登録者側に知識や被害対策のノウハウが行き渡ることによって、徐々に通じなくなるということを繰り返してきたことが要因です。

また、LINEが普及している現在のスマホ事情に照らし合わせると、より素人女性っぽさを演出できるということ、そしてそのことによって男性利用者を釣りやすくなる可能性が見込めることも、この種の手口がよく用いられる大きな要因とひとつとして挙げられるでしょう。

悪質な業者に騙されないための被害対策のポイント

この手口を使う業者に騙されないための被害予防対策のポイントは、以下の点です。

メアドであれ、LINEやカカオのIDであれ普通の女性登録者がファーストメールからいきなり連絡先を教えてくるなんてことはほぼ100%あり得ない

ことを肝に銘じておくということに尽きます。

出会える系の出会い系といえども、援デリやサクラサイトの業者など悪質な利用者が数多く女性としてなりすまし登録していることから、一般の女性と出会うのは決して簡単とは言えません。言い換えると、メアド交換など連絡先の交換も簡単にはできない場合が多い、ということです。

普通の女性となかなか出会えない状況下では、アドレス回収業者のように、簡単に連絡先が交換できるように思われる女性からメールを受信すると、男性心理としては分かってはいてもつい連絡したくなってしまうものです。しかし、そうした心理さえもサクラ出会い系の業者は見越した上で巧妙な手口により騙そうとすることを理解して、決して簡単に釣られることがないように注意しましょう。

普通の女性は、最初のメールでLINEの交換をすることはまずありませんので、その点を基準に誘導業者か素人の女性かを見分けると、安全に出会える確率が高くなります。

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